アンズ



●名称
アンズ

●科・属名
バラ科・アンズ属

●花の開花時期・実の生る時期
4~5月・6月~7月

●解説
アンズの原産地は中国北部、中央アジア、ヒマラヤ西北部といわれています。中国では2000年も前(一説には4000年以上前)から種の中にある「杏仁(きょうにん)」を収穫するために栽培されていたようです。取り出された杏仁は、そのまま食べるのではなくおもに漢方薬として利用されていました。その後、中国からヨーロッパ、中東、アフリカへと渡り、18世紀頃にアメリカに渡ったとされています。
日本に渡ってきた時期は定かではありませんが、平安時代の書物に「カラモモ」という和名で登場していることから、その頃には栽培が行われていたと考えられます。ただし、当時は中国と同じように杏仁を収穫するための栽培であったようです。日本でアンズの果実を食べるようになったのは、明治時代になってからのことで、本格的な栽培が行われたのは、ヨーロッパ品種が積極的に導入された大正時代からといわれています。

・アンズの選び方
1.ジャムはやわらかめ、シロップ漬けはかため
2.生食向けのものは完熟果を
3.緑色が残ったものはかたい
4.ふっくらとして果皮がなめらか
5.果皮に傷や変色がないもの