パッションフルーツ



●名称
パッションフルーツ

●科・属名
トケイソウ科・トケイソウ属

●花の開花時期・実の生る時期

4月~6月・7月~8月

●解説
パッションフルーツは、原産地である南米では古くから自生していましたが、世界に広まったのは17世紀以降です。「パッション」の名が付いたのもこの頃で、1610年頃にスペイン人の宣教師が南米を旅行中にこの花を見て「パッションフラワー」と名付けたそうです。
日本では明治時代から導入され、おもな産地は沖縄県や鹿児島県の奄美諸島といった亜熱帯地方です。さわやかで濃厚な香りが特徴のパッションフルーツ。名前を聞くと「パッション=情熱」フルーツと思う人も多いのではないでしょうか。しかし、パッションフルーツのパッションは「情熱」という意味ではありません。この場合のパッションとは「キリストの受難」のことで、花の形がイエスキリストが十字架にかけられた姿に似ていることからその名が付けられました。

なお、日本では花が十字架ではなく「時計」に見えたので、「トケイソウ(クダモノトケイソウ)」と呼ばれています。こちらの名前のほうが可愛らしいですね。

果実は丸い球形をしています。半分に切ると、種を包んだゼリー状の果実と果汁が入っているので、それをスプーンですくって食べましょう。パッションフルーツの甘酸っぱい香りが広がります。なお種はそのまま飲み込んでもいいですし、パリパリと噛んでもOKです。